あの世この世 (新潮文庫) [ 瀬戸内寂聴 ]

あの世この世 (新潮文庫) [ 瀬戸内寂聴 ] あの世この世 (新潮文庫) [ 瀬戸内寂聴 ] あの世この世 (新潮文庫) [ 瀬戸内寂聴 ]

新潮文庫 瀬戸内寂聴 玄侑宗久 新潮社アノヨ コノヨ セトウチ,ジャクチョウ ゲンユウ,ソウキュウ 発行年月:2006年05月 ページ数:188p サイズ:文庫 ISBN:9784101144399 瀬戸内寂聴(セトウチジャクチョウ) 1922(大正11)年、徳島県生れ。

東京女子大卒。

’61(昭和36)年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。

’73年得度。

法名寂聴。

’92(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞を受賞。

文化功労者 玄侑宗久(ゲンユウソウキュウ) 1956(昭和31)年、福島県生れ。

慶應大卒。

臨済宗妙心寺派の僧侶。

デビュー作「水の舳先」が芥川賞候補となり、2001(平成13)年、「中陰の花」で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 あの世はあるのでしょうか(愛する人に死に別れるくらい、苦しくつらいことはありません/「そろそろお迎えですよ」とはなかなか言えません/本当に愛している人はみんな死んでしまった/地図のない国へ旅立つのは心細いことです/お葬式の時にこんな文章を読んでもらいたい)/2 仏教に入るまでの道を辿る(宗教、宗派を超えて、好きなものは好きなんです/信仰生活をしている人にしか、わからないこと ほか)/3 お釈迦さまの慈悲と最後の旅について(お釈迦さまこそ完全な慈悲の権化です/仏教的な慈悲から男女のことを考える/人知れず、遊行のうちにのたれ死にたい/自らを拠りどころとせよ、私なんかに甘えるな)/4 この世の苦と楽について教えてください(私たちの悩みを聞いてください/なぜいじめが起きるのでしょうか ほか)/5 ふたたび、あの世とはどんなものでしょうか(寂聴極楽ツアーにみんなで行きましょう/あの世は人間に残された最後の夢/祈り、願いが成就する時/この世は美しい、あの世も美しい) 僧侶歴30年で文壇の大御所と、臨済宗名刹の副住職で芥川賞作家。

年の差34歳のふたりが初顔合わせ。

お互いの小説や修行僧時代の秘話から始まった対談は、やがて「愛欲の悩みをどうするか」「不慮の死はどうやって受けとめるか」といった話題に。

聖俗の両側から人の煩悩を見つめながら、あの世とこの世を縦横無尽に語り合う。

作家で僧侶のふたりがやさしく教えてくれる、極楽への道案内。

本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教 文庫 人文・思想・社会

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